1.132022
第17回「教育DXお悩み相談室」メールマガジン
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「教育DXお悩み相談室」メールマガジン Vol.17
※本メールは,「教育DXお悩み相談室」からお申し込み
いただいた皆様に配信させていただいております。
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はじめに
年末に私どもで主催している小中学生にSTEAM教育を行う
ジュニアドクター育成塾のグループ成果発表会を本学部
と飯田市のエスバードを結び,開催しました。子どもた
ちは,ドライブを楽しくするシステムを制作・発表しま
したが,その発想の豊かさに感心すると共に,制作作業
の大半をオンラインで協働的かつスムーズに進めていく
様子に,スタッフや参観の方々含め驚きでした。
子どもたちがどんどん先に進む姿に大人も負けていられ
ないですね。
(村松@学びセンター)
1.前回のお悩み相談室の様子と次回の紹介
教育DXお悩み相談室第9回目は,伊那市立高遠中学校の
足助武彦様より,「伊那市の推めるICT活用教育」につい
て話題提供いただきました。足助様からは,ICT Confer
ence 2021での取り組み内容を中心にお話いただきました。
さまざまな「授業をみる視点」を共有するICTならではの
授業参観や,市外の先生方の感じた疑問を取り上げるオ
ンラインならではの授業研究会等についてご説明いただ
きました。また,これからの時代を意識すること,教職
員の意見から必要な研修について考えなおすこと,授業
実践を通してさらなる課題を明確にしていくことの重要
性について再確認させていただきました。参加者の中に
は足助先生の書籍を読んだかたもいらっしゃいました。
足助先生のような先進的なお取り組みをされている方に
気軽に質問ができるのも,お悩み相談室ならではかと思
います。是非,次回もご参加いただき,質問や意見をお
寄せください。
(小倉@学びセンター)
次回は,1月18日(火)16:30~です。
ミニトーク 「英語のデジタル教科書の活用について」
長野市立長野中学校
塚田智紀副校長先生,丸山拓磨先生
第10回お申し込みはこちらから
https://forms.gle/rH9qHnKdP5jT
2.長野県ICT教育推進センターより
令和3年12月に文部科学省初等中等教育局学校デジタル
化プロジェクトチームより,「GIGAスクール構想 年度
更新タスクリスト」が公表されました。
GIGAスクール構想におけるクラウド等を利用した1人
1台端末環境では,従来のコンピュータ室での端末配備
状況とは異なる年度更新作業が必要となります。万全な
作業計画を立てた上で,年度更新を円滑に実施できるよ
う,(1)「アカウント(ID)の更新」,(2)「端末の更新」
(3)「データの取扱い」,(4)「組織体制の整備」について,
学校,教育委員会ごとタスクが例示されています。
長野県ICT教育推進センターでは,「県立高校・中学校
のGoogleアカウント運用マニュアル」を作成し,小,中
学校の設置者である市町村教育委員会が参考にしていた
だけるよう周知いたしましたので,学校,教育委員会で
連携して進めて頂ければと思います。また,去る9月~
10月にかけて県内で行われた「小・中学校教育課程研究
協議会」の授業におけるICT活用の好事例を「ICT活用実
践事例集」として2月中には,下記ホームページより公表
予定です。端末の年度更新,更なる授業改善にお役立て
ください。
長野県ICT教育推進センターHP
https://www.pref.nagano.lg.jp/
(学びの改革支援課)
3.GIGAスクール県内ポータルより
・学びセンターでは,GIGAスクール長野県ポータルサイ
トを運営し,長野県内自治体のGIGAスクールに関わる情
報などを随時紹介しています。また,皆様からのGIGAス
クールやICT活用教育に関する情報をお待ちしていますの
でお気軽にお寄せください。
「GIGAスクール長野県ポータルサイト」
https://cril-shinshu-u.info/gi
・伊那市のICT活用教育は「授業での有効活用に関する研
究」に移り変わっています。 「伊那市学力向上検討委員
会」の先生方にもご協力をいただき,授業研究を行って
います。 2回目は美篶小学校の樋口先生に理科の授業を
提供していただき,学び合いました。その様子が,伊那
市ICT活用教育実践事例集の最新号で紹介されています。
https://cril-shinshu-u.info/gi
(森下@学びセンター)
4.附属次世代型学び研究開発センターより
エルモカンパニーと附属次世代型学び研究開発センタ
ーとの共同研究の一環として「ACCADEMICA(アカデミカ
の配布を開始しました。
「ACCADEMICA」は,エルモカンパニーと信州大学教育
学部附属次世代型学び研究開発センターが,教員養成課
程の授業における 1 教室に 1 台の定番教育 ICT 機器で
ある実物投影機を活用したオンライン授業,ハイブリッ
ド授業(ハイフレックス授業)における活用法,対面授業
における学生の活用をまとめた実物投影機活用事例集と
なっています。
実物投影機を通して全国のICT 活用教育の推進に寄与
してきたエルモカンパニーと連携することで,学生らの
ICT 活用指導力をより高め,優れた次世代の教員を輩出
するとともに,教員研修のみならず,教員養成段階での
ICT 活用指導力育成への関心も高められると考えていま
す。
今回の事例集では,教育学部において展開されている
実物投影機を活用した代表的な実践をピックアップして
紹介しています。教員養成課程の様々な科目において,
資料を映す以外にも実験の様子や動きのある作業を映す
活用,また学生が考え行う模擬授業での活用等,教員養
成課程だからこその指導法を交えた内容となっており,
実際に授業を行った先生方の工夫点や大変だったポイン
ト,感想も記載され,次の授業のヒントにつながる内容
となっています。現在,第二弾を作成しています。
教員養成学部における実物投影機活用事例集申し込みサ
イト (外部サイト)
https://hoteduup.jp/accademica
(佐藤@学びセンター)
5.国や文科省の動きから
GIGAスクール構想におけるクラウド等を利用した1人
1台端末環境では,従来のコンピュータ室での端末配備
状況とは異なる年度更新作業が必要となります。あと2ヶ
月に迫った年度更新時にどのような作業が必要か,また,
そのためにどのような準備が必要なのかを整理するため
は,文部科学省から示された「GIGAスクール構想 年度更
新タスクリスト」が便利です。
https://www.mext.go.jp/a_menu/
また,年度更新に関する自治体の取組としては,次の例
が参考になります。
https://www.mext.go.jp/studxst
(東原@学びセンター)
6.ご参加の皆さんの声から
・子供でも教師でも必要感を持って扱えるようになって
くるとよりより活用になってくるんだと勉強になりまし
た。
・実践の積み重ねのある先生のお話。大変勉強になりま
した。そばの若手職員とコラボレーションすることで、
さらに素晴らしい実践になるかと思いました。
・市をあげて先進的な取り組みを行う実践の様子を伺う
ことができ大変参考になった。端末の教育課程内での活
用や研修等に生かしたい。
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「教育DXお悩み相談室 メールマガジン」
発行 長野県ICT教育推進センター・信大附属次世代型学び研究開発セ
メルマガ登録・停止・変更 https://cril-shinshu-u.info/me
その他お問い合わせ https://cril-shinshu-u.info/co
長野県GIGAスクールポータルサイト https://cril-shinshu-u.info/gi
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