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第19回「教育DXお悩み相談室」メールマガジン

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「教育DXお悩み相談室」メールマガジン Vol.19
※本メールは,「教育DXお悩み相談室」からお申し込み
いただいた皆様に配信させていただいております。
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はじめに
今年度4月からスタートしたこのお悩み相談室も11回目を
数えると共に,本年度の最終回となりました。多くの皆
様のご参加に感謝すると共に,本年度最後の会,多数の
皆様のご参加をお待ちしております。
今回は1人1台端末の活用がかなり進んでいる屋代高等学
校附属中学校様のお話です。
次年度に向けて是非参考にしていただければと思います。
(村松@学びセンター)

1.次回の紹介
次回は,2月15日(火)16:30~です。
ミニトーク
「オンラインやクラウドを活用した生徒主体の学習活動」
長野県屋代高等学校附属中学校
児玉太平先生,宮田 雄先生

第11回お申し込みはこちらから
https://forms.gle/7VffV9qWToUNauFd9

2.長野県ICT教育推進センターより
令和4年2月3日(木)に,本年度最終となる「第5回ICT学
び推進協議会」が開催されました。
今回の協議会での論点は,
・「GIGAスクール構想 年度更新タスクリスト」
・「1人1台端末導入ガイドライン・実践編(仮)」
【同時共同編集を行うための目安になるような資料】
※資質・能力の育成の視点,授業改善の視点のどち
らかに関わった情報提供
・「各事務所が把握するGIGAスクール端末活用状況(市
町村別)」
の3点が議論されました。県立中学校で取り組む年度更新
の資料や「1人1台端末導入ガイドライン・実践編(仮)」
は,準備ができ次第,長野県ICT教育推進センターHPより
提供させていただきます。
また,学校訪問を行っている指導主事からは,端末の
整備や回線の増強などが進んでいる市町村が多く,以前
に比べ「クラウド同時共同編集」についての学校や先生
の意識が各段に上がっているという報告がありました。
課題としては,組織で取り組めている市町村や学校は,
情報交換等がスムーズになされ全体的にレベルアップし
てきている反面,「教師主観でICTを活用している場合」
は,学級や学年,担当の先生によって差があるというこ
とも出されました。
座長の信州大学教育学部東原先生からは,
「全体的には順調である。令和4年度は,更なる活用を支
援し,授業づくりに切り込んでいけると良い。苦手感の
ある市町村,学校,教師には,ハードルを上げすぎず,
ニーズにあった支援や研修が有効である」
とアドバイスをいただきました。
更に,信州大学教育学部の佐藤先生からは,屋代高等
学校附属中学校の実践と絡めて,
「子供たちが,コロナではなく端末を家に持ち帰り,安
心・安全なオンラインによる学習支援が大切である。」
と説明いただきました。
最後に村松センター長の総括では,
「子供たち全員が,クラウドによる同時共同編集ができ
る,という本年度の目標については,肌感覚として概ね
達成しているように思う。今後,詳細なデータを取り,
更に分析し,子供たちが自律的,主体的に今後も学習に
向かえるよう支援を続けていきたい」
とまとめられました。
長野県ICT教育推進センターとしてもこれらの成果を喜
びつつ,県内のGIGAスクール構想がより発展できるよう
支援してまいります。

長野県ICT教育推進センターHP
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyogaku/kyoshokuin/shiryo/ict.html
(学びの改革支援課)

3.GIGAスクール県内ポータルより
・学びセンターでは,GIGAスクール長野県ポータルサイ
トを運営し,長野県内自治体のGIGAスクールに関わる情
報などを随時紹介しています。また,皆様からのGIGAス
クールやICT活用教育に関する情報をお待ちしていますの
でお気軽にお寄せください。
「GIGAスクール長野県ポータルサイト」
https://cril-shinshu-u.info/giga/
・信州大学教育学部附属長野小学校では,GIGAスクール
構想の実現を目指し,1人1台情報端末を活用した学習
に取り組んでいます。このたび,同校保護者向けに「GI
GAスクールレター」が発行され,1年生から6年生まで
の全学年,さらには児童会まで含めた多様な実践が紹介
されています。
こちらもどうぞご覧ください。
https://cril-shinshu-u.info/giga/jirei/353
(森下@学びセンター)

4.国や文科省の動きから
初等中等教育における情報化が新たな段階を迎えまし
た。
これからは,文部科学省の中央教育審議会の「個別最適
な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育
の在り方に関する特別部会」で本格的に検討が進められ
ていきます。
「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全て
の子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協
働的な学びの実現~」を受けて,デジタル化などの社会
変化が進む次世代の学校教育の在り方について検討する
必要があること,児童生徒への学習指導・生徒指導の在
り方や環境整備について,特にGIGAスクール構想に基づ
くICT環境の整備と活用を進める中で,教科書・教材のデ
ジタル化を推進するとともに,既存の教科書・教材との
関係を整理し,個別最適な学びと協働的な学びを一体的
に充実することが求められていることから,多様かつ専
門的な見地から横断的に議論し,検討内容を必要な施策
に結び付けていく会議として設置されました。
主な検討事項として, 個別最適な学びと協働的な学び
を一体的に充実するための次の事項が計画されています。
・1人1台端末等を円滑に活用した児童生徒への学習指
導・生徒指導等の在り方について
・教科書,教材,関連ソフトウェアの在り方について
・学校内外の環境整備の在り方について
詳細はこちら
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/087/siryo/1416449_00016.htm
(東原@学びセンター)

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「教育DXお悩み相談室 メールマガジン」
発行 長野県ICT教育推進センター・信大附属次世代型学び研究開発センター
メルマガ登録・停止・変更 https://cril-shinshu-u.info/merumaga
その他お問い合わせ https://cril-shinshu-u.info/contact
長野県GIGAスクールポータルサイト https://cril-shinshu-u.info/giga/

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