HOMEアイコン信州大学教育学部HOME

ブログ

H29成果報告ー藤森隼一

代表者 藤森隼一
所 属 長野市立山王小学校
支援型 実践研究支援 成果支援型
プロジェクト名 蛍光性色素を用いた「ものが水にとける」の実感
ー小学校第5学年「物の溶け方」における児童の粒子概念の形成を通してー
プロジェクトの取り組みと成果の概要

小学校第5学年理科「もののとけ方」の単元において,粒子概念および溶液中における溶質の均一性の理解における蛍光色素の有効性について検証するための実践を行った。これまでの実践から,溶液中における溶質の存在について蛍光色素を利用することが有効であること,および,食塩のシュリーレン現象を観察することは,溶液中での対流現象に視点が集中し,溶液中における溶質の存在の理解につながりにくいことを示唆された。本研究では,授業実践前後でのアンケート調査を行い,分析した。その結果,溶解に関する理解および考察のしやすさに関する質問項目において有意差が認められた。このことは,蛍光色素が溶解を理解するために有効であり,児童にとって扱いやすいことを示唆している。

発表・公開済みの
研究成果

(1) 日本理科教育学会第67回全国大会,福岡教育大学,2017年8月5・6日
(2) 日本理科教育学会平成29年度北陸支部大会,上越教育大学,2017年11月18日

 

 

 

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

センター開館日

ページ上部へ戻る