HOMEアイコン信州大学教育学部HOME

ブログ

第13回「教育DXお悩み相談室」メールマガジン

◇◆—————————-——————————
「教育DXお悩み相談室」メールマガジン Vol.13
※本メールは,「教育DXお悩み相談室」からお申し込み
いただいた皆様に配信させていただいております。
————————————————————-◇◆
はじめに
今回のお悩み相談室では,学校内だけでなく,家庭や地
域との連携の事例を坂城中様からご提供いただきました。
個だけではなく,組織として様々なところと連携しなが
ら進めていくことは,持続可能な取り組みには必要不可
欠ですね。発表を伺いながら,ICT活用の持続的・発展的
な取り組みのために,各所連携のハブとなり,相互につ
なげていく私たち学びセンターの役目も再認識させてい
ただきました。
(村松@学びセンター)

1.前回のお悩み相談室の様子と次回の紹介
教育DXお悩み相談室第7回目は,坂城町立坂城中学校の
酒井賢一校長先生より,「坂城町全体で取り組むGIGAス
クール構想」について話題提供いただきました。「友愛
モード」を合言葉に情報端末を一人で使わず,四人で使
いあって学び合っていくことを大切にされていました。
これによって,わからない人が気軽にわかる人に聞くこ
とができます。そして,このような協働的な活動の中で,
知識や理解を共有する雰囲気が作られるとのことでした。
また,オンライン学活や授業だけでなく,オンライン部
活も実施されており,生徒が自分のフォームなどを共有
して顧問やチームメイトがコメントし合うなど,すばら
しい実践事例をご紹介いただきました。大切なことは
「HELPマインド」とのこと。新しいことばかりのGIGAス
クール構想ですから,一人で頑張ろうとすると,どうし
てもしんどくなってしまいます。こんな時だからこそ,
お互い助け合いながら前に進むことが大切であるとお話
をいただきました。是非,次回もご参加いただき,質問
や意見をお寄せください。
次回は,11月16日(火)16:30~です。
ミニトーク  「ICT支援員の取組について」
喬木村教育委員会   長坂亮介様
豊丘村立豊丘中学校  ICT支援員 大平亮治様

第8回お申し込みはこちらから
https://forms.gle/ZWpa39bydU7VgoDW9

(小倉@学びセンター)

2.長野県ICT教育推進センターより
9月~10月にかけて県内では,「小・中学校教育課程
研究協議会」が,市町村教育委員会,郡市校長会,長野
県教育委員会の三者共催で行われました。授業を通じて
研究する悉皆研修の中で,本年度は,
・学習評価
「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改
善に伴い「学習評価の改善」についても進めること
・ICTの活用
GIGAスクール構想が進むことから,授業では1人1
台端末等のICTを活用するなどの工夫を積極的に取り
入れることを中心に行われました。
私が参加した,坂城町立坂城中学校では,「友愛モー
ド」という4人1組の学習形態にクラウドの共有を組み
合わせた授業が公開されました。この「友愛モード」は,
「端末導入から100日全ての教科」を意識し,教科横断的
に取り組まれたそうです。加えて信州大学教育学部佐藤
和紀研究室と連携し,PDCAサイクルが回るようカリキュ
ラム・マネジメントされていました。
更に生徒が安心・安全に端末を活用するには,持ち帰
りも含めて「保護者の理解」が大切であると考えておら
れ,
・参観日での保護者のタブレット体験会
・外部有識者によるICT,クラウドについての生徒と保
護者が一緒に参加する講演会なども企画されていると
のことです。
坂城町立坂城中学校 ホームページ
http://www.sakacyu.sakakimachi-ngn.ed.jp/
(学びの改革支援課)

3.GIGAスクール県内ポータルより
・学びセンターでは,GIGAスクール長野県ポータルサイ
トを運営し,長野県内自治体のGIGAスクールに関わる情
報などを随時紹介しています。また,皆様からのGIGAス
クールやICT活用教育に関する情報をお待ちしていますの
でお気軽にお寄せください。
「GIGAスクール長野県ポータルサイト」
https://cril-shinshu-u.info/giga/
・伊那市ICT活用教育実践事例集の最新号では,クラウド
による「同時共同編集」を学習活動に取り入れた事例が
紹介されています。伊那市の取り組みでは,iPadとscho
olTaktを組み合わせた実践が報告されており,Google
ービス以外での共同編集実践事例を知ることができます。
ぜひご覧ください。
https://cril-shinshu-u.info/giga/info/278
(森下@学びセンター)

4.附属次世代型学び研究開発センターより
・「ACCADEMICA」は、エルモカンパニーと信州大学教育
学部附属次世代型学び研究開発センターが,教員養成課
程の授業における 1 教室に 1 台の定番教育 ICT 機器で
ある実物投影機を活用したオンライン授業,ハイブリッ
ド授業(ハイフレックス授業)における活用法,対面授業
における学生の活用をまとめた実物投影機活用事例集と
なっています。実物投影機を通して全国のICT 活用教育
の推進に寄与してきたエルモカンパニーと連携すること
で,学生らのICT 活用指導力をより高め,優れた次世代
の教員を輩出するとともに,教員研修のみならず,教員
養成段階での ICT 活用指導力育成への関心も高められる
と考えています。今回の事例集では,教育学部において
展開されている実物投影機を活用した代表的な実践をピ
ックアップして紹介しています。教員養成課程の様々な
科目において,資料を映す以外にも実験の様子や動きの
ある作業を映す活用,また学生が考え行う模擬授業での
活用等,教員養成課程だからこその指導法を交えた内容
となっており,実際に授業を行った先生方の工夫点や大
変だったポイント,感想も記載され,次の授業のヒント
につながる内容となっています。
「教員養成学部における実物投影機活用事例集申し込み
サイト」
https://hoteduup.jp/accademica/
・今までの教育DXお悩み相談室会をYouTube限定公開にて
配信しております。
随時アップしていきますのでご覧ください。
https://youtube.com/playlist?list=PLS0vKFz51nT7WUeEhHLAXL-pU6nL_TpLx
(佐藤@学びセンター)

5.ご参加の皆さんの声から
・学校内だけでなく,保護者、家庭を巻き込んだ取り組
みが参考になった。
・家庭や地域を巻き込んだ取り組みが大変参考になった。
学校内だけでなく,家庭や地域としっかり連携・協力し,
理解してもらいながら推進していかなければいけないこ
とを痛感している。
・親への視点はとてもよいな,と思いました。学校の状
況を,子ども達が使っている状況を実際に親が体験して
知ってもらう・・・いい取り組みだな,と思い聞かせて
いただきました。

————————————————–
「教育DXお悩み相談室 メールマガジン」
発行 長野県ICT教育推進センター・信大附属次世代型学び研究開発センター
メルマガ登録・停止・変更 https://cril-shinshu-u.info/merumaga
その他お問い合わせ https://cril-shinshu-u.info/contact
長野県GIGAスクールポータルサイト https://cril-shinshu-u.info/giga/

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

センター開館日

ページ上部へ戻る