8月31日(日),信州大学教育学部にて「ヘボさ」を競い合うロボットバトルイベント「ヘボコン大会」が開催されました。
STEAM教育プログラムの小中学生と高校生が参加し,司会の学生スタッフが「頑張ってテンション上げて,盛り上げるように頑張ります!」と意気込んだ通り,会場は熱気に包まれました。
トーナメント形式で対戦し,試合の合間には,受講生のインタビューや,ロボットの奇抜なアイデアや愛らしさについてコメントが交わされました。
午前中の激戦を勝ち抜いたロボットが集結し,午後の決勝トーナメントでは,手に汗握るバトルを繰り広げました。
準決勝では,特に「チリトリ―ノ31世」と「そら豆号」の対決は,「下から入られないように根性で頑張る!」という意気込みが語られるなど,白熱した試合となりました。
そして決勝戦は,「そら豆号」と「多分戦車号」の対決になり,小さな「そら豆号」が「多分戦車号」を押し倒し,優勝を飾りました。
ヘボコンでは「勝ち負けにこだわらず,負けても喜ぶくらいの気持ちで」という信念のもと,ユニークな視点での賞が設けられました。
表彰式では,ヘボコン創始者の石川大樹先生に講評いただきました。
ヘボコン大賞(グランプリ)&優勝:そら豆号
準 優 勝:多分戦車号
アイディア賞:消しゴム&スーパーボール散乱号
デザイン賞:北極ゴールデンWC
ユーモア賞:おならおじさん
アイデア倒れ賞:ロボ木ー(ろぼきー)728号
散り際賞:スリッパーズ
作り込み賞:かるし
敢 闘 賞:コンパネ1号
大会後には,受講生全員に限定ヘボコンシールが配布され,記念撮影も行われました。受講生の皆さんが作ったロボットを持って集合し,笑顔で写真に収まる姿は,ヘボコンの「楽しむ」という精神を象徴していました。
このイベント通じて,モノづくりの楽しさや,不完全さの中にも見出せる魅力が伝えられたことと思います。