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【小中学生講座】幾何学の不思議・タコラッチでAI

9月14日(日)に「GeoGebraとタコラッチでAI活用講座」が,信州大学教育学部次世代型学び研究開発センターで行われ,昆万佑子先生,小倉光明先生にご講義いただきました。
前半の昆先生の講座では,数学アプリ「GeoGebra」を活用し,図形描画や計算など様々な数学的操作を行いました。
GeoGebraを使ったことがある受講生も中にはいて、受講生同士フォローしながら進めていました。
 
特に,私たちの身の周りにある面白い性質を持つ図形を紹介しながら,パソコン上で観察したりしました。
具体的には,次のようなテーマで学びを深めました。
・パラボラアンテナの仕組み(放物線)
・マンホールの形とルーロの三角形
・最速の滑り台(サイクロイド)
・フラクタル図形
・タイリング
 
数学アプリ「GeoGebra」を使った図形や立体の観察通じて,計算だけではない数学の面白さを体験しました。

後半は,タコラッチ使ったAI活用プログラムについて,小倉先生にご講義いただきました。
まず,AIをプログラムに組み込むために必要な「APIキー」の取得と活用を体験しました。
学生スタッフの皆さんにもお手伝いいただきながら,AIがインターネットを介して処理を行う仕組みについて学びました。

タコラッチをパソコンに接続し,AIに画像認識で状況説明をさせたり,「この人の年齢を教えて」などAIへの指示文を変更してAIの応答を試したりしました。
 
受講生同士互いに助け合いながら,積極的に学んでいました。
AIが身近なテクノロジーにどのように組み込まれているかを実感する貴重な機会となりました。
GeoGebraやAI活用で得た学びを,12月の最終成果発表会に繋げてみてください。

 

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