9月17日(水),「3D-CADと3Dプリンター」講座がオンライン(Zoom)で開催されました。
講座は,数学をご専門とされる信州大学教育学部 茅野公穂先生にご講義いただきました。
事前にTinkerCADに触れる課題に取り組んでいた受講生でしたが,茅野先生は「Tinker」が「触ってみる」「いじくり回す」という意味であることを説明し,経験の有無に関わらず,まずは実際に触れてみることが何より大切だと強調されました。
講座の中では,ブレイクアウトルームに分かれ,受講者それぞれのオリジナル作品を紹介する時間が設けられました。
受講生同士の作品をみて「どうやって作ったの?」と工夫した点を尋ねたり,苦労した点を話し合ったりと,活発な交流が見られました。その後,全体で特に素晴らしい作品がいくつか紹介されました。
〇紹介された作品
・家型作品
・オリジナルキャラクター
・キーホルダー
・手書き風文字
茅野先生は,3D-CADの世界を「図形の足し算,引き算」と表現し,その自由度と楽しさを解説されました。
最後に,TinkerCADで作成した作品を3Dプリンターで出力する課題が出されました。
残念ながら大きな作品は出力できないため,決められたサイズの範囲で製作してもらいます。
受講生みなさんのアイデアが形になるのが楽しみですね。
最後に,茅野先生から,受講生の皆さんがこれからもワクワクしながら,思い描いた形を創造し続けてほしいというメッセージをいただきました。