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最終成果発表会・修了式を開催しました

12月21日(日)信州大学教育学部にて,STEAM教育小中高校生の最終成果発表会・修了式を開催しました。
小中高校生たちが自ら設定したテーマに基づき,数カ月にわたる探究の成果を披露しました。
午前の部では,小中学生31名による発表が行われました。
AIを活用した学習予定管理プログラムや,誰でも簡単に作曲できるシステム,雨を感知する自動洗濯物センサー,視覚的に本の内容を紹介するデバイスなど「身近な困りごと」などをテクノロジーで解決しようとする自由な発想が会場を驚かせました。
受講生はChromebookを手に,互いの発表を評価し合い,活発な質疑応答が交わされました。
     
午後の部では,高校生21名がポスターセッションやZoomを通じて発表を行いました。
人の集中力のメカニズムを分析した心理学的研究や,教育現場を変えるプロジェクションマッピングの活用提案、微生物燃料電池の効率化など,高度な探究成果が披露されました。
       
修了式では,長野県教育委員会の五味先生から「ワクワクする面白いアイデアに,変化の激しい時代を生き抜く希望を感じた」との講評をいただきました。
村松先生からは日本の人口減少という厳しい未来予想に触れつつ,「自らの課題を見つけ,新しい価値を創造する力(STEAM教育)」の重要性について,受講生にエールが送られました。
最後に,受講生全員に修了証と記念の本が授与されました。
失敗を恐れず試行錯誤を繰り返した経験は,皆さんにとって大きな自信となったはずです。
創造性と探究心を糧に,これからも自らの手で未来を切り拓いていくことを期待しています。

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