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STEAM教育プログラム高校生講座「IoTを活用しよう」がありました

8月28日(水)信州大学STEAM教育プログラム高校生講座「IoTを活用しよう」があり、村松浩幸先生に講義いただきました。
講座の前に、8月19日・20日のフィールドラボに参加した受講生から話を聞きました。
シナノケンシ㈱見学の受講生からは、
・社員の方と将来のことについてディスカッションしたり、建設中の構造物を見学したりしておもしろかった。
アスザックフーズ㈱見学の受講生からは、
・ディスカッションの時間があり、仕事でどういう経験をしたかという話を社員の方から聞き、「自分が取引した相手の方と考えて作ったものが商品として売られることが嬉しい」というお話を聞きました。
・フリーズドライの製品をつくるにあたって、相手(相手の会社)を知ることが一番大切ということを聞き、自分のものづくりに生かせるところがあるなと思いました。
職場見学や社員の方のお話を聞くことができ、貴重な時間を過ごせたかと思います。

講座では「obniz」を使い取り組みました。クラスルームの事前準備について、受講生皆さんが確認してあったのでスムーズに講座を進めることができました。

ネットを使うことで、離れた場所でも活用できるようになってくるものについて取り組んでみました。IoTとは?についてお話があり、使用するキットの説明の後に実際に使ってみました。

スマートフォンを使うと簡単にプログラムを動かすことができるので、あらかじめクラスルームにアップされたQRコードを読み込んでサンプルプログラムが動作するかを確認しました。
次に、本体にLEDを接続しブロックプログラミングでプログラムを作成し、LEDが光るかどうかをやってみました。

続いて、サーボモーターを接続してオレンジ色,茶色,黄色ケーブルをobnizの0,1,2に接続してプログラムを作成し、サーボモーターが動くかどうか試してみました。

ここまで使ってみて受講生からは、
「マイクロビットに接続するよりも早くできると感じました」
「ラズパイだと接続するところを指定しないと動かないけれども、obnizだと指定しなくても簡単に動くのがいいです」
「基盤の方でグランドをどこにでもできるのがすごいと思いました」
という感想がありました。
続いて、サーボモータと音声認識を組み合わせた機能があり、音声認識で「ただいま」と言うと、パソコンの方で認識してobnaizに信号が送られ「おかえり」が反応する公式動画が紹介されました。

最後に、センサーとアクチュエータについてお話がありました。
人間の五感と同じように光、視覚、音などのセンサがあり、物理変化・化学変化を電気信号の変化にかえてそれをアナログからデジタルへ変換することでコンピュータに取り込んでつかえることができることを知りました。

11月には、受講生でチームをつくりobnaizを使って「IoTデバイスで問題解決」に取り組む予定です。それまで、どんなことができるか今回使わなかったセンサやLEDを各々使ってもらうことにしました。
受講生からは
「初めて使ってみて、差してパソコンやスマホでやりたいことを入力するだけでできるのがすごいと思って、他にも活用できることがあると思いました」
「今までマイクロビットしか使ったことがなかったけれど、マイクロビットはダウンロードするイメージだけどそういったことがなくて使いやすいと思った」
と感想がありました。

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