9月4日(水)信州大学STEAM教育プログラム高校生講座「未来の家庭用医療機器を考えよう」があり、信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所 羽二生 久夫先生に講義いただきました。
講座では、最初に医療機器についてお話がありました。
医療機器の分類にある「家庭用」の機器について、受講生に考えてもらいます。
医療機器の開発について、実際どのように行われているかお話がありました。
続いて、「将来、家庭でどのような医療機器があったら便利か?」について考え、発表してもらいました。
・睡眠の質を判断したり、どうすれば睡眠の質がよくなるかを教えてくれる機器
・普段の食事を写真に撮ってどのくらいの栄養素が摂取できていて、どのくらいの栄養素が1日に必要だからどういうものを食べたらよいかを教えてくれる機器
・病気になったときに、症状を入力したりスキャンしたりして診断できる小型機器
など受講生から様々なアイデアが発表されました。
最後に、イノベーションを起こすというのは、できるかできないかではなくて、こういう物があったらいいなということを考えて、そのために必要な技術はなんだろうということを考えて捉えてほしい。とお話がありました。
高校の授業では聞くことができない貴重なお話をお聞きすることができました。
最前線で研究されている羽二生先生のお話がきっかけとなり、医療についても興味を広げてもらえたらと思います。
普段の学びや皆さんの探求は、突き詰めることでイノベーションを起こし、世の中社会を変えていくことができると思います。