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H29成果報告ー白井敬

代表者 白井敬
所 属 附属長野小学校(教職大学院)
支援型 実践研究支援 成果支援型
プロジェクト名 新学習指導要領に基づく論理的思考を育むための読み方指導と教材分析
プロジェクトの取り組みと成果の概要

本プロジェクトでは、小中連携を視野に入れて、校種連携しつつ教材研究・教材開発を行い授業実践に置いて活用すると共に、系統的な指導のあり方を検討することを目的とする。目的達成のために、以下のような研究会を開催し、あわせて研修等をおこなった。
【研究会】
1.11/19:教育学部において共同研究会を開催。教育実習での説明的文章教材の報告(鎌倉・戸塚)、公立中学での実践報告(石井)、小学校低学年での説明的文章の実践報告(東條)、高等学校での評論文教材の報告(西)をおこなう。
2.12/10:教育学部において共同研究会を開催。中学校での実践(鎌倉)と小学校の実践(白井)との授業研究をおこなう。
3.2/10:教育学部において共同研究会を開催。説明的文章での授業実践のあり方を学習指導要領の解説に基づきながら意見交換を行う(白井・鎌倉・西)。
【研修等】
1.日本国語教育学会全国大会[文京区シビックセンター,品川区立品川学園,8/5-6](鎌倉・戸塚・西)
2.信大国語教育学会[信州大学,11/19](鎌倉・戸塚・石井・西)
3.国語科学習デザイン学会[玉川大学,1/7](西)
4.長野県国語国文学会東北信地区研究会[信州大学,2/10](鎌倉・西)

発表・公開済みの
研究成果

【論文等】
1.新学習指導要領における「話すこと・聞くこと」の思考力・判断力と評価について,鎌倉大和,月刊国語教育研究(日本国語教育学会),査読無,Vol.551,pp.*-*,2018
2.学習の系統性を意識した古典作品の教材研究―『竹取物語』を素材として―,西一夫,日本語と日本文学(筑波大学日本語日本文学会),査読有,Vol.63,pp.31-42,2018
3.情報活用能力の育成で深い学びに導く授業づくり,鎌倉大和,教育科学国語教育(明治図書),査読無,Vol.817,pp.85-87,2018
4.教材として『伊勢物語』を読む―「芥川」(第6段)の表現分析―,西一夫,鎌倉大和,人文科教育研究(人文科教育学会),査読有,Vol.44,pp.43-58,2017
5.『伊勢物語』の情愛―「梓弓」散文部の表現分析―,西一夫,研究紀要(長野県国語国文学会),査読無,Vol.12,pp.8-16,2017
6.互いの考えを比べながら話し合う力を高める指導の在り方―新学習指導要領の動向の中における本実践の位置づけ―,鎌倉大和,信大国語教育(信州大学国語教育学会),査読無,Vol.27,pp.(11)-(22),2017
7.大学と連携した毛筆書写指導―書道研究室の学生の姿を学習材として―,白井敬,信大国語教育(信州大学国語教育学会),査読無,Vol.27,pp.(66)-(70),2017
8.教材としての古今集歌―韻文教材の価値―,西一夫,信大国語教育(信州大学国語教育学会),査読無,Vol.27,pp.1-8,2017
9.全学年〔知識及び技能〕の「伝統的な言語文化」,西一夫,平成29年版中学校学習指導要領の展開国語編(明治図書),査読無,pp.28-30,pp.54-56,pp.80-82,pp.118-119,2017

【学会発表等】
1.ラウンドテーブル「新学習指導要領を見据えた中高大の接続」,中村和弘・西一夫・山下直・秋田哲郎,日本国語教育学会研究部会第3回公開研究会,文京区立窪町小学校,2018
2.学習指導要領の改訂での「論理国語」「文学国語」,西一夫,長野県国語国文学会東北信支部研究会,信州大学教育学部,2018
3.互いの考えを比べながら話し合う力を高める指導の在り方―「根拠」「理由」「自分の考え」を明確にした「話すこと・聞くこと」―,鎌倉大和,第80回日本国語教育学会全国大会,文京区立窪町小学校,2017
4.シンポジウム「次期学習指導要領をめぐって」,山下直・安部朋世・西一夫・幸田国広,第80回日本国語教育学会全国大会,文京区立窪町小学校,2017

 

 

 

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