教科 | 学年 | 単元 | 授業者 |
---|---|---|---|
理科 | 中学2年生 | 動物の生活と生物の変遷 | 教育実習生 |
ICT活用の効果
単元の導入時に、オオカナダモ(植物細胞)とヒトのほお(動物細胞)の画像を大型モニターに見せたことで、教室の中を移動することをせず、生徒40人全員が画面で確認することができ、見やすく、興味・関心を高めることができた。
ねらい
植物細胞と動物細胞を見分ける方法を考える場面で、それらの細胞の共通点と相違点に着目し、それらの細胞を顕微鏡で観察して調べ、比較することを通して、核や細胞膜は植物細胞と動物細胞に共通するつくりであり、植物細胞に特有の葉緑体と細胞壁の有無によって見分けられることを見いだす。
解説
授業の流れ
- 予め撮影しておいた植物細胞と動物細胞をモニターに提示して、2つの細胞の見分ける方法を考える。
- オオカナダモの葉の細胞とヒトのほおの細胞を顕微鏡を使って観察する。
- 実験結果を黒板に図で示して発表し、どうしたら2種類の細胞を見分けることができるか考察する。
- 植物細胞特有の葉緑体と細胞壁の有無によって見分けられることを見いだす。
ICT活用の工夫
事前に植物細胞と動物細胞をデジカメで撮影しておき、授業の導入時に、大型モニターに映したことで、写真や実物よりも明るくはっきり大きく提示できるようにした。