教科 | 学年 | 単元 | 授業者 |
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技術・家庭科技術分野 | 中学3年生 | 材料と加工の技術 | 長野中教育実習生 |
ICT活用の効果
・タブレットで切断の様子を撮影した動画を自分で見ることにより,本人が意識していなかった点を気づかせることができた。
・タブレットで録画することで,撮影者自身が切断のポイントや改善点を意識できた。
・録画した動画をグループで見合うことで,お互いの良さや課題を共有し,相互評価できた。
ねらい
どうすればけがき線に沿った形状に金属を切断するかを考える場面で,弓のこの持ち方と切断する時の姿勢,力のかけ方に着目し,弓のjこで金属を切断し,切断している自分の姿をタブレットで撮影し,グループでアドバイスし合うことを通して,弓のこの使い方を理解し,力のかけ方や姿勢,固定方法を工夫して金属を切断することができる。
解説
授業の流れ
・ペン立て用の材料である真鍮板を切断する場面。
・学習問題「どうすればけがき線に沿って金属を切断できるだろう」を提示。
・前時の切断体験から,切断のポイントを整理。
・学習課題「切断ポイントを意識しながら切断し,切断の様子をタブレットで撮影し,グループで確認しよう」を提示。
・グループ毎に2人は切断。もう2人はタブレットでパートナーの切断の様子を録画。
・腰の曲がり,目の位置,工具の保持,材料の固定に着目
・作業時間一杯,撮影と確認を繰り返す。録画後に撮影された本人も確認する。
・グループ毎に撮影した動画を再度確認しながら,相互にアドバイスをし,ワークシートに記入。
・代表制との切断の様子を,グループの机上のタブレットから,大型ディスプレイ側に転送し,全体に提示。
・まとめ。
ICT活用の工夫
・タブレットで撮影したことで,動画自体を拡大して再生等の操作が可能になり,撮影結果の検討が深められた。
・タブレットでの録画をグループ全員で検討させたことで,情報が共有され,新たな気づきを生み出した。
・無線の画像転送装置を利用することで,各グループのタブレットから手軽に動画を送信・共有できた。