教科 | 学年 | 単元 | 授業者 |
---|---|---|---|
社会科 | 小学5年生 | 情報化した社会と私たちの生活 | 長野小教育実習生 |
ICT活用の効果
- iPadに自分の考えを入力し、記述した内容を電子黒板上で表示して共有し、全員の意見を見合いながら伝え合うことができた。
- 発表する児童のiPadの画面を電子黒板に投影することで、発表する児童は自分の画面を見せながら発表ができるので、内容を伝えやすい。
ねらい
東日本大震災時のデマ情報についての意見交換を行うことを通して、身の回りの情報は必ずしも正しいものばかりでないことに気づき、これらに情報を適切に判断し活用できる、メディアリテラシーについて考えることができる。
解説
授業の流れ
- 怪しげな幸運グッズの広告を提示し、身近な情報は正確なものばかりなのだろうかと問題意識を持つ。
- 東日本大震災時の石油コンビナート火災の映像をyou tubeで視聴する。
- その映像に関連した一般人によるツイッターの情報を紹介し、情報の正確性について考える。
- 学習課題「東日本大震災の時の情報から、身近な情報について考えてみよう」
- 自分の考えをiPadに書き込み、送信する。
- 記述した内容を電子黒板上で表示して共有し、意見を伝え合う。
- この情報がデマであったことを示す記事を電子黒板に写し、間違っている情報が出回ることがあることを知る。
- 気付いたことや考えたことをまとめる。
ICT活用の工夫
- 全体の中で児童が発表するたびに、発言する子の意見を大写しにすることで、発表を聞く児童が視覚的に内容が分かり、理解が深まった。
- ツイッター情報やデマであった記事を電子黒板に写すことで、児童の授業の集中が1点に集まり、指示伝達が全員に伝わりやすくなっていた。