附属松本中で,この秋に導入された新型プロジェクタと実物投影機(タブレット)の研修会を実施しました。


導入機器
プロジェクタ エプソン:EB-595WT http://www.epson.jp/products/offirio/emp/eb595wt/
実物投影機(タブレット) Think Pad8 20BN0040JP http://shopap.lenovo.com/jp/tablets/thinkpad/thinkpad-8/
サンワサプライ タブレットPCアームスタンド 100-MR060 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-MR060
マグネットスクリーン WOL-M30V 82インチ http://izumi-cosmo.co.jp/screen/wol.html


 プロジェクタは超短焦点型で黒板上部に設置しました。これにより投影時の影を気にせず,授業が進められます。プロジェクタは電子黒板機能を持っており,電子ペン及び指による操作が可能になっています。また,無線ユニットも追加したことで,タブレットと無線で接続され,画像投影のみならず,黒板上からタブレット(ノートPCでもドライバ等を設定すれば可能)を操作することもできます。スクリーンはマグネット式のものを使っているので,取り外しも可能になっています。

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 真新しいタブレットに先生方も興味津々でした。
 研修ではタブレットの操作から始まり,実物投影機としての使い方,アームスタンドへの取り付け方,ケーブルの接続方法の説明を行いました。
ケーブル類は黒板横のユニットに接続します。動画を再生する場合は,HDMIケーブルを使います。USB3.0の専用ケーブルを使うと,画像だけでなく,タブレットの操作も可能になります。

 タブレットは教師が持って生徒らのノート等を記録するのみならず,アームスタンドに取り付けることで,高機能の実物投影機としても活用できます。また,一度撮影すればタブレット画面上で拡大縮小も簡単です。これにより,通常の実物投影機以上に使い勝手良く映し出すことが可能になりそうです。

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 研修では,撮影した写真を一覧し,選択した写真に電子ペンで書き込むといった一連の操作を演示しました。画像一覧機能を活用することで,複数の生徒・グループのノートやワークシートの比較なども可能になります。また無線を活用することで,各机から実験や説明の様子等,直接動画としてプロジェクターに投影可能です。電子黒板機能付きプロジェクタ+タブレットの組み合わせで,1人1台のタブレットとはまた違った活用が展開されることを期待したいと思います。

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 画面のWindowsマークを右に持つといったタブレットの持ち方や落下についての注意等のノウハウも伝えられました。一通りの説明後,先生方はグループになり,各教室で接続・操作体験を行いました。フラッシュカードを撮影・投影されている先生や,指での画面操作を生かし,ソフトウェアキーボードを2人で早押しする等,様々なアイデアが試されていました。こうした中から,新しい実践アイデアが生まれてくることを期待したいと思います。

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 短時間でしたが,先生方も大変興味を持っていただいている様子が覗えました。この後の活用を楽しみにしたいと思います。


 

 

         

 

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