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10.72019
第5回 「機構について学ぼう」「個人作品の紹介」
9月14日の第5回講座は,川久保先生の運動変換機構についての講義・製作と受講生のみなさんが2ヶ月間制作を行ってきた,個人作品の準備・紹介が行われました。
講義の中では,「機械とは何だろうか?」という話から始まりました。
身の回りには「機械」と呼ばれるものがありますが,どんなものを機械と呼んだらよいのでしょうか…?
機械には3つの要件がありましたね。
1つ目,部品(剛体)の組み合わせである
2つ目,一定の拘束された動き(相対運動)をする
3つ目,役に立つ仕事をするもの
…覚えてましたか?
講座の中では,機械中で部品に着目して,紹介をしてもらいました。
リンク機構,カム機構,歯車の3つの部品について,実際に部品が使われた機構を観察したり,動かしたりしながらどのような動き,はたらきをするのか確かめました。
これは,カム機構を使って,回転運動を上下運動に変換しています。
次は,歯車です。歯数の違う歯車を組み合わせることで,回転数や力の大きさを変えることができます。力や回転数がどのようになるのか,実際に計算も行いました。
次は,歯車です。歯数の違う歯車を組み合わせることで,回転数や力の大きさを変えることができます。力や回転数がどのようになるのか,実際に計算も行いました。
最後は,リンク機構です。
傘の骨組みや自動車のワイパー,扇風機の首振り機構にもこの機構が組み込まれています。
後半の実習では,アイスの棒をネジ止めして作るリンク機能に挑戦です。
卓上ボール盤で穴を空けて,ナットとボルトで止めると完成です。
学びセンターでの活動では,締め切り間近のコンテストに応募する個人作品の準備や紹介を行いました。
各自で制作した作品についても,お互いに紹介して,活発な質問や意見が飛び交いました。
最終的な仕上がりが楽しみです
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