附属松本小で、この秋に導入された新型プロジェクタと実物投影機(タブレット)の研修会を実施しました。
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導入機器
プロジェクタ エプソン:EB-590WT http://www.epson.jp/products/offirio/emp/eb590wt/
実物投影機(タブレット)iPad mini wifiモデル 32GB https://www.apple.com/jp/ipad-mini-2/specs/
Apple TV https://www.apple.com/jp/appletv/what-is/
サンワサプライ タブレットPCアームスタンド 100-MR060 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/100-MR060
マグネットスクリーン WOL-M30V 82インチ http://izumi-cosmo.co.jp/screen/wol.html
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プロジェクタは超短焦点型で黒板上部に設置しました。これにより投影時の影を気にせず,授業が進められます。プロジェクタは電子黒板機能を持っており,電子ペン及び指による操作が可能になっています。また,無線ユニットも追加したことで,ドライバ等を設定するとノートPCと無線で接続することができ,画像投影のみならず,黒板上からノートPCを操作することもできます。スクリーンはマグネット式のものを使っているので,取り外しも可能になっています。
当日は最初に,すべて箱入りの新品で「iPad mini」「Apple TV」「アームスタンド」が配られ,会場の期待感が高まりました。
研修では,アームスタンドの組み立てから始まり,スタンドの取り付け方,iPad miniの操作,実物投影機としての使い方,ケーブルの接続方法,apple TVや教室常設のPCを使っての実演を行いました。
実演の内容としては,今ある機器ですぐに取り組める活用例を3通りほど行いました。1つめはiPad miniで撮影した画像をappleTVを使ってスクリーンに映し出すことです。2つめは個人のPCをHDMI端子でつなげて動画等を見ることです。3つめは教室常設のPCをUSBのケーブルでつないでスクリーンの電子黒板機能を使って,画面から操作することです。スクリーンからPCの操作をする様子に,会場では感嘆の声があがりました。
一通りの説明を聞いたあとは,12の教室に分かれて,実際にiPad miniからApple TVを使ってスクリーンに映し出してみました。ある教室では,動画で撮影しながら教室の外へ移動し,どこまで無線で飛ばせるのかを確かめていました。また,ある教室ではデジカメのような感覚で撮影した写真を投影し,電子ペンでスクリーンにいろいろ書いてみる様子がありました。
活用の仕方については,たくさんの可能性が考えられる中,限られた時間であったため,ポイントをしぼった内容の研修でしたが,先生方は,終始,意欲的に取り組んでいただいている様子が窺えました。今後の活用を楽しみにしたいと思います。