教科 | 学年 | 単元 | 授業者 |
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算数 | 小学5年生 | 「単位量あたり」で探る 通学電車のひみつ | 清水 和 |
ICT活用の効果
- 各自に配付されたiPadを用いて、数量を入力するだけで有効期間の異なる定期券、回数券や切符を組み合わせて買った合計額がわかるエクセルファイルを使ったことで、容易にいろいろな組み合わせの買い方を試すことができた。
- クラウド上に保存したデータを使って、グループ内での友だちの考えを自分のiPadに取り込むことで共有することができた。
ねらい
有効期間の違う定期券、回数券や切符をどのように組み合わせて買えば、よりお得な買い方ができるのかを問題にした子どもたちが、「有効期間の長い定期券のリスク」を想定しながら、よりお得な定期券の買い方を定期券自動計算システムを使って考えることを通して、理想を追究していく過程では様々な状況を想定していかなくてはならないことに気づき、よりお得な定期券の買い方を見つけていくことの難しさとおもしろさを感じることができる。
解説
授業の流れ
- 学習課題「定期券をどのように組み合わせて買えば、よりお得な買い方ができるかな」を確認し、自分の考えを伝え合う。
- 定期券を紛失したときのリスクを踏まえながら、定期券や回数券のいろいろな組み合わせを試し、よりお得な買い方を考える。その際、エクセルで作成した「定期券自動計算システム」や来年度の登校日がわかる年間計画表を使って考えていく。
ICT活用の工夫
- キー入力の手間を省くため、タップするだけで条件を変えることができるようにした。
- クラウド上にデータフォルダを作成し、友だちの考えを共有できるようにした。
- apple TVを使って、iPad上にある個々の考えを全体で共有できるようにした。