生産と労働
教科 | 学年 | 単元 | 授業者 |
社会 | 中学3年生 | 生産と労働 | 教育実習生 |
ICT活用の効果
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ブラック企業の労働時間の様子と総労働時間が減少していることを提示する際、グラフにアニメーションをつけてそれらの様子を順々に見せていくことで、徐々に変化するところがわかりやすくなり、学習課題につながる疑問を持つことができた。
ねらい
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日本の総労働時間が減少している理由について、国や企業の取組に着目して、資料「労働基準法のおもな内容」「ワークシェアリング」などを読み取ることを通して、過労死などが問題となっているため、労働基準法の改正など国が労働者の権利を保障し、企業もワークシェアリングや休暇制度を充実させることで、日本の労働時間が減少していることが分かる。
解説
授業の流れ
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ブラック企業の労働時間の様子と総労働時間が減少していることを示す資料を読み取り、学習問題を設定する。
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学習問題に対して予想を立てて発表し、追究の見通しを持つ。
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予想を明らかにするための資料「労働組合法と労働関係調整法」など6種類を読み取り、分かったことを発表する。
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本時の学習を振り返り、まとめる。
ICT活用の工夫
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はじめに2種類の資料を提示する際、パワーポイントを利用して、ブラック企業の労働時間が多いことを時計型にして表したり、労働時間が減少する推移をアニメーションで順々に見せたりした。