教科学年単元授業者
美術中学3年生コマ撮りアニメーション教育実習生

ICT活用の効果

  • コマ撮りアニメーションを撮影する専用のアプリケーションを用いることで、前のコマや全体の流れを確認しながら撮影を行うことができ、構想したアニメーションを制作することが容易となった。
  • 制作したものを全体で共有する際には、Apple TVを用いて容易に大型ディスプレイに表示することにより、振り返りやまとめをより効果的なものにすることができた。

ねらい

 ストーリーの導入部分を撮影する場面で、連続的な動きに着目し、使いたいものや撮りたい場所を決め、導入部分の撮影をすることを通して、撮り方を工夫しながら撮影することができる。

解説

授業の流れ

  • 前時に考えた絵コンテを振り返る。
  • 以前に行った試し撮りを思い返し、撮影の際気を付けることや、撮影時における道具の工夫などを実際の作品例を提示して伝える。
  • 本時では「起承転結」のうち「起」の部分について撮影をしていくように伝え、グループごとに撮影を始めるよう促す。
  • 撮影した「起」の部分について全体で共有し、本時のまとめを行う。

ICT活用の工夫

  • 撮影時に気を付けるべきことについて、事前にその理由を明らかにしたうえで提示し、撮影がスムーズに行えるようにしていた。
  • iPadを固定した状態で撮影する場合のために、アクリル板を利用した縦置きスタンドなどを用意することで、連続した撮影が容易に行えた。