教科学年単元授業者
算数小学3年生私が惹かれる三角形教諭

ICT活用の効果

  • STUDY NET(タブレット学習システム)を利用したことで、一人ひとりが各自で絵や言葉にした意見を、すぐに全体追究に反映させることができた。
  • スクリーンに大きく映し出された友の意見を見ながら、児童が電子ペンで次々に書き込むことで、クラス全体で追究を進め、深めることができた。
  • 動画撮影時にiPadを一人1台持たせたことで、個々の目的に応じた追究を進めることができた。

ねらい

 鉄棒が[真っ直ぐ背の高い三角形]になっているわけを説明する場面で、鉄棒が[真っ直ぐ背の高い三角形]の場合と、[上にとがった直角三角形]の場合の安全面の違いを絵や言葉にし、機能上の特徴(揺れ)や構造上の特徴(辺の長さ)を比較検討することを通して、二等辺三角形の特徴を明らかにし、三角形を仲間分けすることができる。

解説

授業の流れ

  • 身の回りにある三角形の形の違いに疑問をもつ。
  • 鉄棒が[真っ直ぐ背の高い三角形]の場合と、[上にとがった直角三角形]の場合の安全面の違いを各自で絵や言葉にし、それをiPadに記す。
  • 友の考えた意見について、全体で意見交換し、比較検討することを通して、二等辺三角形の特徴を明らかにしていく。
  • 身の回りにある二等辺三角形を見つめ直す。

ICT活用の工夫

  • STUDY NETを利用して、一人ひとりが各自で絵や言葉にした考えをiPadに書き込み、電子黒板へ送れるようにした。その考えをクラス全体で共有し、比較検討した。
  • スクリーンに写った友の意見に対して、電子ペンで書き込みながら意見交換をできるようにした。
  • 身の回りにある二等辺三角形を各自がiPadで動画撮影しながら、機能上の特徴や構造上の特徴を各自が説明する活動を取り入れた。