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【小中学生講座】超低温と光と色の理科実験

10月25日(土)STEAM小中学生講座「光と色の理科実験」「超低温の世界」が,信州大学教育学部で開催されました。
講義は,信州大学教育学部理科教育の伊藤冬樹先生,神原浩先生にご講義いただきました。
「光と色の理科実験」では,ヨウ素デンプン反応による色の変化の原理,光の三原色(RGB)と色の三原色(CMY)の違い,そして液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの仕組みについて学び,理解を深めました。
 
受講生は,実験教材を使い,R・G・Bの液体を調合し白色を作る実験に挑戦してもらい,誰が最も白に近い色を作れるかを競い合いました。
わずかな量の誤差が色調を大きく変えるため,多くの受講生が苦戦しました。
   

「超低温の世界」では,マイナス196度の極低温の世界を体験しました。
液体窒素で気体を冷やすことで,液体になる様子を観察したり,液体窒素を使った電磁石の強さの変化に関する実験をしました。
    
さらに低温で起こる超伝導現象についても学びました。超伝導体を液体窒素で冷やすと,磁石の上に浮遊する現象を目の前で観察しました。
 

今回の講座では,観察や実験を通して,科学の不思議と楽しさを感じることができました。
伊藤先生,神原先生,貴重なご講義と実験,ありがとうございました。

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